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冬の味覚王、ふぐ。

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今日は、独特の旨味と食感でカニと並び「冬の味覚王」と呼ばれているとらふぐを紹介します。

一口にふぐと言っても、その種類はなんと500種近くあり、その中で実際に食用できるものはわずか22種。

食べられるふぐの中で、よく目にするのはマフグやシロサバフグなどですが、何と言っても”とらふぐ”が最も美味と言われています。

この「ふぐ」と言う呼び方、実は西日本では「ふぐ=不具」につながるとして避けられ、代わりに「福=フク」と呼ばれているそうです。

この「ふく」はヒョウタンすなわち「ふくべ」にその姿が似ているのでついたとも、あるいは海底の砂を吸い込んだ海水を吹き付けるように舞い上げ、餌を捕まえるのでその「吹く」からきたとも言われています。

フグには猛毒のテトロドトキシンと言う神経毒があることは有名ですが、その毒力は青酸カリの約1000倍と言われています。

神奈川県では、フグによる食中毒の発生を防止するため、「神奈川県ふぐ取り扱い及び販売条例」を実施しており、フグの取扱(フグ調理、内臓の除去等)ができるのは、「ふぐ包丁師」の免許を持っている人だけです。(当社にも免許を持った社員がいます。)

当市場にも活トラフグが入荷しますが、セリの対象ではなく相対取引になっています。怖い話ばかりでなく、美味しい話もしたいと思います。

なぜかふぐ料理は、カラダが温まるんですよ。細かい理由は分かりませんが。

代表的なふぐ刺し、箸ですくってポン酢、紅葉おろし、上品な味わいです。

ふぐ鍋、ふぐ雑炊、ふぐの唐揚げ、そしてふぐ酒。なんで干したヒレから独特の風味が出てくるのか不思議です。

決して安いものではありませんが、大人の食材だと思います。美味しいお酒と一緒にいかがですか。

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