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川長三晃丸磯崎社長の職人技を見ました。

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昨日は早朝より、ある書籍の取材の一環で平塚市漁協に出向き、水揚げの状況を見学に伺いました。

 

折角見学に行くのだから大漁を期待していきましたが、「漁業はそんなに甘くない。」、今まで大量に入荷があった魚たちの姿が目の前にはありません。

何となく察しがつきます、週末から急に気温が下がり小田原、箱根地区は降雪がありました。

「水温の低さ」が不漁に繋がるんです。

先週まで100ケースを超えるマイワシが水揚げされていたのに、今週になってパタリと網に入らなくなりました。

どうやらイワシの大群は、小田原方面に南下してしまったようです。

その代わりに「シコ(カタクチイワシ)」が大量に水揚げされています。

近いうちにシコに誘われて、大物が定置網にかかることを期待してますよ磯崎社長。

漁の釣果は大漁とは行きませんでしたが、その代わり川長三晃丸社員の職人技を余すことなく見せてもらいました。

それは、「活け〆」です。

川長三晃丸の磯崎社長はとても勉強家で、魚の価値を上げるためにどうしたら良いのか、いつも考えているそうです。

そして行きついたのが、活け〆の技術向上です。時と場合によっては、船上でも出来るだけの技術を身に着けています。

 

日の出前の早朝、活け〆作業するのにも明かりが足りないためトラックのライトを照らしながらの作業となります。

磯崎社長が魚の目を手で覆い隠し大人しくなったら、眉間目掛けてアイスピックを差込みます。そしてもう一人が「エラの根元」あたりにある大動脈を切断します。

海水を目いっぱい入れた桶に魚を入れて血抜きを行います。その際水が冷たすぎると身が縮もうとしたり、目が白く変色して商品価値が下がるので注意が必要です。

血が抜け切ったら、先程眉間に空けた穴から側線に沿ってワイヤーを通して神経〆を行います。

そして、再度海水につけて冷やして活け締めがキレイに完成です。

生きている魚を瞬殺することで自己消化反応によるATPの減少を抑え、血抜きで死後硬直を遅らせることで魚の鮮度を長時間維持できるんです。

漁業は、自然が相手の「水商売」。

さて今日の平塚市漁協の追っ駆けの釣果はどうだったんでしょうか、フグ太郎くん?!

 

 

 

 

 

 

 

 

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