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美しいサカナに毒?・・・イシガキダイ。

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イシダイなのかと思いよく見てみるとドットを発見、イシガキダイでした。

こんなに大きく成長したイシガキダイを見たことはありません。別名「口白(クチシロ)」の状態になっているので立派に成長した成魚です。

イシガキダイは鮮度がよいものは生のまま刺身で食べるのが一番贅沢な食べ方です。

今日入荷しているのは長崎県の五島列島で水揚げされたサカナですが、昨日水揚げし活〆の後エア便で市場に入荷したものなので鮮度には自信があります。

食用魚としては高級ではあるがマイナーな存在なんですが、かつてシガテラ毒で中毒事件を起こしたことで悪いレッテルをつけられてしまいました。

では、シガテラとは何ぞや!少し調べてみました。

シガテラとは熱帯の海洋に生息するプランクトン(渦鞭毛藻)が産生する毒素に汚染された魚、魚介類を摂取することで発生する食中毒のことです。

シガテラ中毒の症状は、消化器系では吐き気、下痢、腹痛、神経系ではこの中毒最大の特徴であるドライアイス・センセーションといった温度感覚異常(暖かいものに触れても冷めたく感じ、水に触れるとまるでドライアイスに触れたような冷たさを感じるそうです。)の他、血圧低下や頭痛などに襲われるそうです。

シガテラ毒の主な保有生物はバラハタ、ウツボ、ギンガメアジ、ヒラマサ、ブリなど400種類以上にのぼるそうです。

同じ魚種でも地域差、個体差があり食物連鎖によるシガテラ毒の生物凝縮が原因とされています。

つまり食物連鎖の上位に位置する魚類のうちのすべての魚類や個体が必ずしもシガテラ毒を持っている訳ではなく、連鎖の低位にある魚類にも危険な個体が含まれているのです。

何と沖縄では、平気でバラハタを食べているようです。これは、「シガテラの発生プランクトンを食べている可能性が低い」と理解しているからだと思います。

外見での判断は難しいですが、何処で水揚げ、獲った漁場を漁師が良く知っているからです。

美しい花には毒がある、虎穴に入らずんば虎子を得ずのことわざのように美味しいモノを食べるには命がけだと改めて思い知らされました。

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