お洒落なケースに入っていますよ、生助子。

おっお!新横浜プリンスホテル?そんな訳ないですよね。

この時期になると必ず市場のセリ場で見かけるもの、生助子(スケコ)です。

どうですか丁寧に並んでいてキレイです。

全て手作業で行われていると想像すると、頭が下がります。

通常はセルロイドのケースに収められた状態で出荷されてきますが、丸い円筒上の発泡ケースに入った生助子が出回ると本格的な鍋シーズンの到来を感じさせられます。

ところで、この助子どこかでみかけたことありませんか?

そうです!この助子こそみなさんおなじみのタラコと呼ばれているもので、辛子明太子の原材料なんです。

タラコは鱈(真鱈)の子(卵巣)ではなく、スケトウダラの子なんです。

筆者恥かしながら今回改めて知ったことがあるんです。

スケトウダラの卵巣は2袋1対になっているんですね。この1対を1腹と呼ぶそうです。

筆者は、1袋が1腹だとずっと思っていました。

さてこの生助子を使ったレシピですが、さすがに辛子明太子の作り方は載ってなかったですね。

王道のレシピは、ふくめ煮など煮付けですね。

その他、生助子だからこそ素材として使える自家製味噌漬けなどのレシピがアップされていました。

生筋子は目が飛び出るくらい高いので、魚卵(ギョラン)繋がりで生助子の料理挑戦してみようかな。