アカバを食べて、運気アップ。

東京都の島廻りからアカバが入荷しています。

アカバ⇒赤羽⇒赤羽太、アカハタです。東京都小笠原、伊豆諸島での呼び名です。

市場には1年中入荷されるサカナで、相模湾でもたまに獲れるんです。

ほぼ1年中入荷と言うことは、年中美味しいと言うこと。産卵期の夏を外せば、美味しいアカバに会えますよ。

アカバは岩礁地帯の海底に生息し、小魚類やエビ・カニを捕食しています。

エビ・カニと言えば赤、赤と言えばアスタキサンチン。そうなんです、アカバの赤は捕食している餌に由来し、カロテノイドの一種アスタキサンチンを多く含むサカナなんです。

外見はド派手で味を疑ってしまいますが、皮を剥ぐと上品な白身、皮下のゼラチン質、脂の旨味を楽しめます。

しかし外見が災いしてか、和食にはあまり使われない素材ですが、中華料理では人気が高くよく使われます。

そういえば中華料理店の店舗内、食器、調度品など、全体的に色彩が赤色多いと思いませんか?

中国では紅色(赤色)は、めでたい色、縁起の良い色とされ、正月や祝い事の飾り全て紅色です。

縁起が良いことは、健康や繁栄につながります。

紅色は若い女性の血色の良さの色でもあり、若さと健康を表す色でもあります。

食事は元気と健康の源だから、店内装飾や食器なども紅色が多くなるそうです。

同じハタの仲間でも、マハタやクエに比べて手軽に入手できるアカバ。

アカバを食べて運気アップを目指しましょう。(アカバの蒸し物、最高に美味しいですよ。)

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