カワハギの肝の秘密。

今日は肝つながりでカワハギを紹介します。

天然物鮮魚(2号物品)の12月分セリ品目にも指定されているため、神奈川県横須賀、宮崎県日向のカワハギがセリにかけられています。

体の構造がフグやハリセンボン、マンボウ等と同じなので、フグ目に属しているそうです。鮮度維持のため、活け締めの状態で入荷してきていますが、眉間の包丁キズが痛々しいです。

海のフォアグラと言ったらアンコウとカワハギの肝、肝臓が代名詞として称され皆に愛されています。

カワハギの肝が肥える理由が明らかになっています。

①カワハギは運動量が少ないため、脂を身に貯めこむ必要がなく、その分栄養を脂肪に変えて肝臓に蓄えているんです。

②カワハギの体質によるもので、カワハギはフグ同様に白身に血合いの部分がなく、血合いの代替機能として肝が非常に大きく発達するそうです。

カワハギは何と肝の大きさで評価が決まるそうで、養殖物の方が肝が大きくなるため、高値で取引されるそうです。

カワハギの肝を醤油で溶いた肝ダレで頂く刺身は絶品です。

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