コハダ?コノシロ??じゃないんだママカリ!

今朝は外に出て、あまりに寒くてビックリです。

台風の影響なのか、風向きが北風になっています。

通勤のために車に乗り込むと、またビックリなんと気温18℃、寒いはずです。

(因みに、横浜の午前5時現在の天候は雨、気温17.0℃、湿度94%、風向き北です。)

今日外出される方は、一枚羽織るものを持ってお出かけ下さい。

今日の素材を探していると、㈲港屋商店佐藤さんが珍しいから撮っておいた方がイイよと一言。

すぐさま魚を見てみると、新子?コハダ??、コノシロ???

発泡ケースをみると岡山産「ママカリ」。これがママカリなんだ。㈲港屋商店佐藤さんからは「サッパ」とも言うんだよと教えてくれました。

そして、早速「サッパ」「ママカリ」をスマホで検索してみました。

するとコノシロに似ているはずです、ママカリとコノシロは同じニシン目ニシン科の仲間なんです。

標準和名は「サッパ」ですが、一般的に「ママカリ」の方が市場では名前が通っています。

「ママカリ」は「ママ(ご飯)をカリ(借り)に行くほど美味しい」と言うことから、そして脂がのる旬の時期が秋の稲刈りの時期にあたるため、「ママ(稲)を刈る」ことからママカリになったと言われています。

そして「サッパ」の名前の由来は、コノシロと比べて味がさっぱりしているから「サッパ」。姿形が「細小魚(ささば)・笹魚」で、笹の葉のような魚からこの名がついたようです。

サッパは意外にも食用とする地域は少なく、関東に出荷されることが少ないため佐藤さんが珍しいと教えてくれたのです。

コノシロ同様にサッパも小骨が多いため、酢漬けなどにして食べる事をお勧めします。

これから脂がのって美味しくなるサッパ、是非お試しください。