ショッコは、まだまだ青二才。

もう立派な大人?と思ったら、まだまだ青二才。

以前に比べるとかなり大きく成長しましたが、まだまだ若蔵でしたショッコことカンパチです。

何とカンパチはブリ属ではヒラマサに次いで大きく成長し、、体長は1.9メートル、体重は80㎏ぐらいのサイズが普通にいるそうです。

大きさの比較で、活け〆されたばかりの養殖のカンパチを並べてみましたがどうですか?

語るより、見て歴然とした差を感じます。

今年は、例年になく相模湾から出荷されるショッコの水揚げ量が多いように感じます。

一般的に、カンパチが生息する上で適水温は22~25℃で、水温が15℃以下や32℃以上になると成長が抑制されると言われています。

今年は黒潮の異常な蛇行や地球温暖化が原因なのか、相模湾は海水温が高め。キハダマグロやカツオが例年になく水揚げがありました。

カンパチは1年で1~3kg、1年半で2~4㎏に成長します。

今日、平塚市漁協の定置網漁で出荷されたショッコは、1㎏前後なのでまだ1年生。

海水温が下がってくると湾内の沿岸を離れ、沖合に移り暖流に乗りながら回遊し成長していきます。

ショッコの姿を見れるのも、あと僅かかもしれません。

カラダは小さくても味は別格、1㎏近くあれば立派なカンパチ。食べる価値あると思います。