セリ場で珍しいもの、見つけました。

今日は未明から明け方にかけてW台風17号、18号が前線を刺激しているため、大雨です。

しかし平塚市漁協の2船から、追っ駆けの魚達が大量に入荷しています。

今日も大物「芭蕉梶木」が4本水揚げされましたが、いつも何が入荷されるのか、どきどき、楽しみです。

本日は、セリ場を廻ってとても珍しい生のミンククジラを見つけたので紹介します。

ここに入荷しているミンククジラは調査捕鯨で捕獲されたものです。

ミンククジラは年間850頭+10%と捕獲が厳しく管理されており、貴重な品物です。

鯨の食べ方ですが、私自身の年齢も解ってしまいますが、小学校の給食に鯨の竜田揚げを食べていたので一番馴染みがあり、忘れられない味です。

当然鮮度が良いものであれば刺身。赤肉は甘く、優しく、クセがなく美味しいそうです。

実際に食べた人に聞くと、ショウガ醤油またはニンニク醤油で食べるため、素の味が解りずらい微妙な味は、何もつけずに口にしないと解らないかもしれません。

鯨の甘露煮や、赤肉と皮を使った、はりはり鍋、関西おでんでは欠かすことができない「コロ」は鯨の皮、かつては日本人の生活に欠かすことのできない栄養源だった鯨。

たまには、ノスタルジーに浸りながら、食べてみてはどうですか。

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