モズクガニではなく、モクズガニが正解です。

かなりレアなカニが東京より入荷しています?モクズガニです。はさみ脚に毛が密集していて「藻くず」に見えるためこの名が付けられています。

英名はMitten crab (手袋ガニ)とは何とも可愛い名前です。匂いを嗅ぐとサワガニみたいな匂い。とても懐かしい香りで海で生まれて川で育つモクズガニ。チュウゴクモクズガニ(上海蟹)は非常に近縁で外見的にも味わい的にも似通っています。

筆者も時々どっちなのか迷うのですが、よく「モズクガニ」と間違えて呼ぶ人がいますが、何となく通じちゃっている感があります。

今日入荷しているモクズガニは、都漁連からで、鮮魚課佐藤社員に具体的に何処で獲れたのか質問すると、多摩川河口で水揚げされたモノだそうです。

かつて流域の人口が急激に増え、死の川と呼ばれるほど汚れてしまった多摩川の水質改善が進み、沢山の生物が棲む川に変わったことに驚きを感じます。

食べ方はいたって簡単。茹でたり蒸したりみそ汁、炊き込みご飯に入れたりと、モクズガニが持つ独特の風味や旨味を楽しむのが良いと思います。1匹ペットに飼いたいぐらい可愛いです。

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