味噌汁にするには勿体ない!メスのズワイガニ。

山形県からズワイガニが入荷!と言っても外子を抱いたメスのズワイガニです。

ズワイガニは資源保護のため、省令によって海域毎に解禁日が設けられています。

日本で一番早くズワイガニ漁が解禁するのが、兵庫県柴山漁港の柴山蟹で、9月1日から翌年の6月末まで漁期が続きます。

(※メスの漁期は9月1日から12月末までと短くなっています。)

ズワイガニが水揚げされる地域は、主に富山県以西の海域と新潟県以北の海域に二分され、新潟県以北の海域はオスメスともに10月1日解禁(漁期は翌年5月31日まで)。

富山県以西の海域は、11月6日解禁(漁期はメスガニが翌年1月10日まで、オスガニが翌年3月20日まで)となっています。

ズワイガニは、地域によってブランド化され呼び名がいろいろある人気のカニで、越前ガニ、松葉ガニ、香住蟹などは非常にメジャーな存在です。

そしてメスガニもオスガニに負けず劣らず呼び名が沢山あり、香箱蟹(石川県)、セイコガニ(福井、鳥取県)、セコガニ(兵庫県)、コッペガニ(京都府)などと呼ばれています。

メスのズワイガニの最大の魅力は、食感がプチプチした外子と鮮やかな朱色の内子、そしてカニ味噌のコクと旨みです。

美味しく食べる方法は、簡単に且つ余すことなく活かすことができる味噌汁が1番だそうで、味噌以外は調味料いらずで堪能できるそうです。

ズワイガニが水揚げされる産地では、お手頃な金額で入手できる晩秋から冬の自然の恵みです。

見るだけでなく、一度は味わってみたいものです。

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