寒サバ、目の輝きが違いますよ。

地元神奈川県の横須賀、佐島、三陸の金華山沖など各所からサバが入荷しております。

サバの旬は、夏だと頭の中に刷り込んでいましたが、大切な事を忘れていました。サバには、ゴマサバとマサバがいることを。

ゴマサバはもともと脂質が少なく、一年を通じて味もほとんど変わりません。ただ、マサバの味が落ちる季節に取って代わり大量に漁獲されるため、夏が旬とされています。

それに対してマサバは、秋ナスに例えられるように「秋鯖は嫁に喰わすな」と言われたりしますが、10月~11月のものを「秋サバ」12~翌2月頃までのモノを「寒サバ」と呼びます。

冷たい海の中を泳いでいるためなのか、腹の太い細いの差はあるものの、痩せて不味そうなサバは1匹もいません。

釣りモノのサバが入荷しているせいなのか、魚体も非常にキレイでどれも美味しそうです。市場に入荷してくるサバはほとんどが「死んだ魚の目」をした上がった魚ですが、目の輝き(鮮度)は違いますよ。

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