川長三晃丸より追っ駆けのヤリイカ登場。

久々、平塚市漁協川長三晃丸より朝網・追っ駆けのサカナ達が入荷しました。

川長の従業員に久々ですねと声をかけると、正直市場に出荷するほど獲れていなかったと話された。

この時期「冬枯れ」と言って、例年不漁が続き正直諦めている面もあるが、想像以上の不漁で「異常」だと嘆いていました。

しかし今日は、海水温が15℃くらいまで低下したことで釣果があったようです。

不漁の原因はやはり海水温で、地球温暖化のせいなのか相模湾の海水温も高くなっているようです。

今日入荷されたのは、何とヤリイカ。氷で締めたヤリイカと活けモノで大量に入荷です。

関東近県のヤリイカ釣りの釣果を調べたら、茨城・外房では25㌢から58㌢の大きな型、南房・内房・三浦半島・相模湾では25㌢から45㌢サイズのモノが釣れているようです。

ヤリイカもスミイカ同様に寿命は1年、春頃の産卵を終えるとイカの人生も終了です。

一般的には、冬の時期が最も美味しい旬と言われてますが、産卵のため沿岸に寄ってくる春に漁獲の最盛期を迎えるために、春が旬とされている地域もあるそうです。

食べたらコリコリ、シコシコ、今まで天然の生簀で泳いでいたヤリイカ。

 

これは「H市場」にも真似できない、当社一番売りの「追っ駆け」です。

今日水揚げされイカが、これから鮮魚専門店の店先にならび、高級料理屋や居酒屋にだされていますよ。