横須賀長井水産㈱から千葉県産のカマス?

本当に旬なんですね、アカカマス。

横須賀長井水産㈱より、まとまった数量のアカカマスが入荷しました。今日は千葉県産です。

なぜ横須賀市長井なのに千葉県産なの?!

実は水産物の表示について、厳格なルールが決まっているんです。

それは旧JAS法(農林水産省)による義務表示の関するルールで、生鮮食品品質表示基準による「名称」、「原産地」の表示のほか、水産物品質表示基準により、「解凍である旨」、「養殖である旨」の表示も必要とされています。

生鮮水産物の原産地の表示方法は国産品と輸入品に分かれ、本件の場合、水域名又は地域名(主たる養殖場が属する都道府県名をいう。)を記載する。水域名の記載が困難な場合は水揚港名又は水揚港が属する都道府県名を記載することが出来る。とされています。

このルールによると、今日入荷したアカカマスは特定した水域は表示されていませんが、神奈川県、東京都ではなく地域名が記された千葉県で獲れたものと言うことです。

かなり丸々太って美味そうです。

カマス(国内産200㌘以上)は2月の天然物鮮魚(2号物品)セリ物品のため、セリにかけられます。

セリ落とした仲卸をチェックして、伊勢勝で4尾購入しました。今日は内臓処理だけして、明日妻に焼いてもらうことにします。

追伸

伊勢勝の会長は、いつも魚を買うと何して食べるの聞いてくれるんです。

そして必ず食べ方の提案も。

やはりこのカマスは鮮度がイイから今の時期は、刺身はどうかと声をかけてくれました。

長細いけど三枚に下ろし易く、皮目を炙ると美味しいよとアドバイスを頂きました。

すいません、貴重なアドバイスを頂きながら在り来たりの焼き魚になってしまいました。