沖縄県魚、グルクン。

沖縄の魚と言えば一番有名な魚「グルクン」今日はグルクンを紹介します。

標準和名はタカサゴ、とてもお目出度い名前です。名前の由来は”たか”は漁師用語で岩礁のこと。

”さご”は「小魚」「細魚」のことで、岩礁帯に住む小魚ということのようです。成魚の全長は30センチぐらいで、カラダは前後に細長い紡錘形をしている。

この魚は、生体の体色は青緑がかっているが、夜の休息時、興奮している時、死んで水揚げされた時などはカラダの側面などが赤みがかり、極端に体色が変化する。

そのため生体を見たことがない人には赤っぽい魚として認識されている。グルクンは沖縄では県魚に指定されており、唐揚げにして食べるのが一番ポピュラーな食べ方です。

旬は夏で、産卵前の初夏(6月頃)が最も美味しいと言われています。

魚体の赤から想像できない白身で、沖縄では蒲鉾の原料などに利用されています。

今日入荷しているグルクンは、丸々太って身幅も広く美味しそうですよ。IMG_3924 IMG_3921 IMG_3922IMG_3927