畔蛸の岩がき、三重のブランドです。

志摩半島は三重県の中東部に位置する半島で、北側を伊勢湾、東側を遠州灘、南側を熊野灘に面している。

小さな島、岬、入り江(溺れ谷)の多いリアス式海岸が発達した地形で有名です。

英虞湾側の沿岸部では水産業が盛んで、伊勢湾から答志島のかけては海苔、答志島から的矢湾にかけてカキ、英虞湾では真珠やアオサの養殖が行われています。

この海岸線が複雑なため、伊能忠敬が日本地図作成のための測量で苦労したという逸話も残っています。

今日は、鳥羽の南端の的矢湾にある畔蛸町から岩がきが入荷しています。

岩がきと言うと天然モノが一般的ですが、畔蛸の岩がきは真がきの養殖を知り尽くした漁師たちが、数年かけて岩かぎの生態などを学び、作るのが難しいとされる養殖期間の短い天然採苗で作ることに成功した。

4月から7月が旬の「あだこ岩牡蠣」には、生産者ごとに色分けしたタグがついています。

これは「的矢湾あだこ岩がき協同組合」が地元の牡蠣と認定したモノだけに付けられるものもので、ブランドと品質が保証されています。

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