色(色目・色彩)はサカナ選びで重要な要素です。

同じサカナでも、見た目違いますね

先週入荷した韓国産ノドグロと、今日入荷した対馬ブランド魚「紅瞳」。

比較するのは少し酷ですね。

同じ海域で、日本と韓国との位置関係で言ったら、長崎県対馬市上県町はちょっと船に乗ったら国境に接する場所です。

やはり、サカナの取り扱いの差なのか見た目は明らかに違いますね。

人がモノを選ぶ時に、「色(色目・色彩)」は大事な要素になるようです。

人間の心理として、「キレイな色と汚い色どちらを選ぶ?」と聞かれて、汚い色を好んで選ぶ人は少ないと思います。

生鮮三品を選ぶ際に、皆さんも「色」で判断していると思います。

専門分野の鮮魚で言うと、ケンサキイカは獲れたては白く透明で、徐々に赤くなり市場へ出荷されます。しかし、時間が経過し過ぎて鮮度が落ちると白くなり、色が判断の基準になっています。

何となく図らずも、韓国産と国産ノドグロの比較になってしまいましたが、私は優劣はつけれません。

サカナの色は、棲んでる場所や食べてる餌に大きく影響されるからです。

そして1番大切なことなんですが、2匹を食べて比べていないので味が分からないからです。

どうですか以前千葉県銚子から入荷したノドグロ!凄いでしょ。当然、値段も目が飛び出ちゃうハイレベル=ピンです。

では韓国産のノドグロがキリなのか?全然違いますよ。

1尾300g前後で、おそらく1樋口一葉では買えない高級魚なんです。

「名より実を取る」、プロが勧めたモノは間違いないですよ。