謎の卵発見しました、からすみの素です。

セリ場で見慣れない魚卵を見つけました。聞いてみると、ボラの卵巣、からすみの素です。

一般に、日本の三大珍味と言えばウニ(塩ウニ)、カラスミ(ボラの卵巣の塩漬け)、このわた(なまこの腸の塩辛)のことで、完成品は、市場でよく見かけますが、生の素材を見るのは初めてです。

ボラ、カラスミについては、10月22日、10月27日にこのブログで紹介しておりますが、あんなに大きな魚体なので、取れる卵も半端じゃない大きさだと実感しました。

卵がやぶれないようにするため、卵嚢の付け根の肉の部分から、切り離しているようです。

カラスミ作りは、大変手間がかかる作業で、卵の中の血抜き、塩漬け、焼酎を使った塩出しと酒漬け、そして干しです。

酒飲みには堪らないでしょうね。洋酒、ワイン、当然、日本酒にもピッタリ合いますよ。

当社には料理好き、魚が本当に好きな社員が数多くいるので、誰かしらカラスミを自作しているんでしょうね。

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