貝殻も貴重です、夜光貝。

最近は、セリ場に居ると珍しいものがあるから、写真撮ればと情報を提供してくれる横浜市職員の皆さん、仲卸さんが増えて助かります。

今日も珍しい貝が入荷しているとの情報を頂き写真をパチリ、夜光貝です。

今まで見たことのない貝、そしてロマンティックな名前、すぐに調べてみました。

呼び名については、本来「ヤクガイ(屋久貝)」と呼ばれ夜久貝、屋久の貝の転訛でヤコウガイという読みが生じたとも言われています。

名前から夜に光ると思ったら、残念、貝自体は発光しないそうです。

生息地域は、屋久島、種子島以南の暖かい海域のサンゴ礁域、ツノはありませんがサザエの仲間です。

沖縄の公設市場では人気の貝で、味や食感はアワビとサザエの中間みたい。肉厚なので貝独特の旨味をたっぷりと堪能できて美味しいそうです。

夜光貝の貝殻は、古くは螺鈿(らでん)の材料として重宝されてきました。貝殻だけを買いに来る人もいるそうです。

ネットで”貝殻の問屋さん”と言うサイトがあり、夜光貝の貝殻、フタも売ってましたよ。

沖縄に行ったら、夜光貝細工のお土産は如何ですか。

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