「島」「縞」どちらですか、シマアジ。

アジ類の中では味、姿形ともトップクラスの高級魚、シマアジ。

名前の由来は諸説あり、潮通しの良い沿岸岩礁域や島嶼(とうしょう)周辺でよく獲れて知られる様になったことから「島」を表すと言う説と幼魚の時に体側に走る鮮やかな縦縞があるため「縞」を表すという2つの説があるそうです。

シマアジはアジのなかでも「ヒラアジ」と呼ばれる仲間に属します。この仲間は、外見は青魚なんですが、マダイなどの白身魚とアジの中間的な味わいで、双方のよさを兼ね備えています。

トレードマークはアジの仲間であることの物的証明ゼイゴ。そして小顔。頭がカラダの割に小さいこともあり、可食部が多いため、とても料理人には喜ばれる魚です。

高価なので、一般的には刺身で食べるのが定番ですが、身だけでなくできれば骨なども活用して潮汁にしてみるといいですよ。

旬は夏から秋。天然モノは少なく、1~3キロ位のモノは驚くほど効果で取引されますが、逆に大きいと味が劣り安価になるそうです。

シマアジは無理そうなので、カイワリを探して食べてみたいです。

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