あなたは何トビですか?ツクシトビウオだと思います。

セリ場でいつも声をかけてくれる㈱伊勢勝の片山会長。

「たたきにしたら美味しいよ」と紹介を受けたのがトビウオ(飛魚)です。

そうアドバイスを頂いて鮮魚課のセリ場を見回すと、和歌山県太地港 小畑魚問屋、静岡県伊東港 ツカサフーズ㈱他、鎌倉漁協からも出荷されています。

市場に一番初めに出荷されてくるのが、八丈島など島廻りで水揚げされる大型のトビウオ、ハマトビウオです。

そして今入荷しているのがツクシトビウオやホソトビウオでしょうか。

なにか自信のない書き方だと思いませんか?!

単に『トビウオ』と呼んでいますが、調べてみると日本近海だけでも約30種類のトビウオがいるそうです。

トビウオの旬は、春・夏、そして秋と言われています。

そして、トビウオは、北は北海道から南は九州まで生息しています。

ちょっと乱暴な言い方をすると、日本中何処かで獲れているかもしれないですね。

でも当地横浜では初春の3月頃、そして今の時期初夏のころから秋頃まで入荷量が増加し、『春とび』と『夏とび』と呼ばれるのに相応しい時期にトビウオを召し上がることが出来ます。

脂のりのりの魚ではなく、どちらかと言えば上品な味わいのトビウオ。

鮮魚もおススメですが、アゴ出汁も絶対にお試し頂きたいですね。

まさに大人の味わいですよ。