いい魚が水揚げされてます、網代漁業㈱。

横浜市場から約90分(早朝)、距離にして86kmのところに網代漁業㈱はあります。

一般の漁業者は市場の休場日の前日が休漁で、市場休場日の日曜日は出漁しています。

そこで今回、網代漁業㈱の林流通販売部長のご厚意で水揚げ、仕分けの様子を撮影させて頂きました。

午前4時30分、網代漁港に到着しましたが、周囲はまだ真っ暗でした。

しかし、既に1船は水揚げが済み魚が仕訳られていました。

林部長の話では、5時頃に残りの1船が戻ってくるとのこと。

そしてほゞ時間通りに漁船が帰港、ドキドキしながら水揚げを待っていると・・・・・。

タモにすくわれた魚たちが、ベルトコンベアに載ってセリ場に運ばれて行きます。

えっ!?凄い。

魚の大きさ毎に機械が一時選別を行う魚体選別機、今まで見たことがない光景です。

最初の選別場にはシコイワシ、ヒラゴ等。

2番目には大量のミズカマスに、アカカマス。

3番目はマサバとゴマサバ、ソウダガツオ等。

最後に選別されるのはワラサ等々魚体の大きい魚たちです。

サゴシ、カンパチ、カツオ、アオリイカ、10㎏超の沖ザワラなど魚種は豊富です。

その中に見つけてしまいましたアイゴ、網代周辺でもコンスタントに水揚げされるそうです。

残念ながら、網代漁業㈱で水揚げされた魚たちは伊豆や湘南地区の買参人にセリや入札、またはいとう漁協や小田原魚市場に出荷されるそうです。

こんな光景を間近で見たら、是非当社で魚を扱いたいと思うのは欲張りなんでしょうか。