アカザラガイ、これで厄介者?

寒い朝、横浜の今朝の最低気温は18.9℃まで低下した。

あまりにも激しい気温の差は、私のような老体には堪えます。

この時期は一雨毎に気温が下がり秋が深まって行きますが、その現象を「一雨一度(ひとあめいちど)」と言うそうです。

日本の良いところは四季があること。

兎角日本らしさを感じることが出来ない昨今。

季節の変化と共に海も変わり、獲れる魚も変わると良いんですが・・・・・。

今日はこの貝を紹介したいと思います。

1枚だけ異常に赤朱色した個体もいますが、ヒオウギガイじゃありませんよ。

私も初めて見ましたが、アカザラガイと言います。

一見ホタテガイのように見えますが、それもそのはず同じイタヤガイ科に属する貝です。

なぜ市場であまり見かけないのか?

それはアカザラガイが市場に出荷するほどの数量がまとまらないからです。

もともとアカザラガイは牡蠣やホタテの養殖時に使用する網やロープ、貝そのものに付着し駆除される厄介者だからです。

アカザラガイの貝殻自体にも数多くの付着物が・・・・・。

どうやって食べたら良いのか?

ベビーホタテのように酒蒸しや汁物?

殻をキレイにする自信ないな・・・・・、私もさすかに少し敬遠。

では殻ごと焼いたり、貝柱を刺身にしてもイケるかも。

少し手間だけど、かき揚げの具材なんておススメかも。

遥々青森県から出荷されて来たアカザラガイ、試す価値ありますよ。