キンキ、邪気払いに赤い魚。

今日2日は、普通に市場は営業しています。

しかし皮肉なことに、売りたい時に売るモノが余計にない状態です。

既に出荷者サイド(メーカー、漁業者等)では休業しているケースもあるため、入荷量が少ないのです。

モノが少ないのに、買いの需要が高まっているので、価格も驚くくらい高騰しています。

冷静に考えると、確実に経済活動が正常化しつつあること、モノが動き始めたことを実感する動きです。

このままスカッと正常化なんて、望み高過ぎですかね?

少しでも運気を上げる、邪気を払うために、赤い魚でも食べますかね。

赤い魚と言ったら、今おススメなのが「吉次(キチジ)」「キンキ」(以降キンキと呼びます。)です。

正直、安くて美味しい魚ではなく、それなりの対価を払わないと良いキンキは入手出来ません。

やっぱり魚体は大きく、厚み、太っており、鮮度が良いキンキが高値で取引されています。

キレイな朱色で、美味しそうでしょう!

だけど、食べる前の下拵えをしっかり行わないと台無しなるので要注意です。

キンキは水深100㍍以下の深海に生息するため、内臓が結構臭い=どぶのような臭いが厳しいです。

もし口に入れた瞬間にどぶの臭いがしたら、興醒めです。

そのために霜降りと言う作業を1つ加えることをおススメします。

ひと手間かけることで、最高の食材を最高な状態で召し上がることが出来ます。

キンキを120%楽しむなら煮付けですよ、皿までねぶりたい。

嗚呼 1度で良いから、網走の釣りキンキ食べてみたいな。