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セイコガニ、正体を知れば知るほど食べづらくなる。

2021年ボジョレーヌーヴォーが、昨日11月18日午前0時に解禁されました。

新型コロナウイルスが猛威を奮っていたここ2年間は、イベントも控えめ。

しかし今年は宣言解除されていることから、いつもと変わらぬ風景を観れて正直ホッとしています。

でも家飲みが定着してしまった今、酒場に以前のような活況が戻るにはかなり時間がかかりそうです。

だったら家飲み用の酒の肴を、自分で作ってしまいましょう。

今の時期、実は活きたズワイガニのメスが入荷して来るんです。

ズワイガニのメスは、セイコガニ、セコガニ、香箱ガニ等獲れる産地によって呼び名が違う貴重な食材です。

なぜ貴重かと言いますと、個体資源保護のために1年に2ケ月間だけしか漁期がないからです。

このセコガニですが、稚ガニから何と10回の脱皮を繰り返し親ガニ(平均甲羅幅7~8㎝)になるそうです。

10回目の脱皮が終わるとメスとして、産卵が出来るカラダに成熟するそうです。

そして産卵時期は年2回で、8~11月頃と2~3月頃だそうです。

そして腹節にある卵ですが、なんと受精されて孵化まで最長1年6ケ月近く抱かれているそうです。

調べれば調べる程、貴重な食材で簡単に食べれそうにありません(涙)。

でも折角だから美味しく食べて欲しいですね。

もし活けが入手出来たら、セイコガニのケジャンはお試し下さい。

後は炊き込みご飯がおススメですが、老眼の人には辛い作業になるので覚悟して下さいよ。

 

 

 

 

 

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