ワラサ、サイズで値段が違います。

先週の土曜日は、台風の影響で海が時化。

テレビ放映の効果あり!

今回の市場開放は予想以上の来場者があったものの、お目当ての『地魚詰め放題』は魚が集まらず中止となりました。

そんな鬱憤を晴らすように、今日はまた『奴』が大量にやって来るようです。

上は7㎏台を筆頭に下は2㎏台までの71本のワラサが、平塚市漁協の定置網『日海丸』より入荷です。

今の時期のワラサの相場は、キロ当り250円程度。

 

誰が見ても細くてスマートな容姿なため、この価格も仕方がないかもしれません。

しかし、最後尾の一団だけは2㎏~3kg台と軽めではあるものの、魚がコロッと太ってイイ感じです。

魚の良し悪しの判断は、仮に鮮度が同じであれば、単純に魚の大小、重量だと思われがちです。

確かに大きい魚が良い場合もあれば、そうじゃない場合もあります。

魚の目利きのプロ仲卸は、個々の魚の状況を瞬時に見極め、自分が受けている注文にあった魚を仕入れ・せり落として行きます。

最後尾15番は、皆が納得のセリ値で仲卸㈲元初商店大菊社長に落されました。

そして、鮮魚小売り魚芳商店に買われていきました。

辻堂西口魚芳商店に行けば、ワラサの切り身が販売されているかも。