散りゆく桜、花咲く春子(カスゴ)。

ちょっとずつ海水温に変化が出て来たのかな?

久々平塚市漁協の定置網川長 三晃丸、日海丸より、『追っ駈け』鮮魚が到着です。

今迄はサバとスズキばかりでしたが、魚種がガラッと変化しました。

目についたのは、『春子』です。

カスゴ=春子、いかにもとってつけた春らしい名前です。

カスゴとは、マダイ、チダイ、キダイの幼魚のことをこのように呼びます。

では今日の春子は何鯛でしょうか?

判別の重要なポイントの画像を紹介します。

エラ蓋、背鰭、尾鰭を見れば、自称『魚通を名乗るの人』なら簡単に鯛の種類が分かるはずです。

正解はチダイ=血鯛の幼魚です。

ちょうど握り一貫が獲れるサイズで、今の時期は高級すし店などでも活躍中だと思います。

散りゆく桜の花弁(はなびら)の色と春子の鮮やかなピンク色が、私の気持ちを一番春っぽく感じさせる瞬間です。

追伸

ブリが2匹水揚げされました。

伊東辺りでは数がまとまっていると聞いています。

今年は来るのかブリまつり!?