相模湾の冬はイシダイで決まり。

昨日は令和元年最後の満月。

全然知らなかったけど、12月の満月をコールドムーン(寒月=Cold Moon)と呼ぶそうです。

満月の夜は月明かりの影響で、漁業者の操業にはマイナス=不漁のことが多いのようです。

しかし13日の金曜日に、平塚市漁協の定置網・川長三晃丸より追っ駈けがやって来ると言う情報が・・・・・。

しかも活魚でイシダイが50枚ぐらい。

どんな魚(サイズ・重量など)がやって来るのか、かなり楽しみです。

そして午前5時過ぎに、川長三晃丸の磯崎社長が運転するトラックが市場に到着。

ダンベからタモ網で手際よくイシダイがすくわれ、同じくらいのサイズに選られていきます。

上のサイズは1尾1.5kgを超えるモノから、下は600~700gとなかなかの粒ぞろいでした。

川長三晃丸の磯崎社長に今日の釣果を聞いてみると、魚種がまとまったのがイシダイだけだったそうです。

しかし不幸中の幸いと言ったら良いのか、相場として高値が期待できる活けのイシダイなら出荷した甲斐もあるはずです。

セリの結果は・・・・・、磯崎社長に喜んでもらえた数字だったかな?!

あっ、食材としてのイシダイについて少しお話しておきます。

秋から冬にかけて脂がのって来るイシダイは、今の時期食べて一番美味しい旬です。

それにプラスして追っ駈けとなると、魚の鮮度が違います。

相模湾はのイシダイは、神奈川県のプライドフィッシュにも選ばれている名産品。

種苗放流もされているイシダイ、神奈川県民だったら外しちゃいけない魚です。

追伸

平塚から魚と一緒に運ばれてきたダンベの海水。

触ってビックリ!暖かいんです。

皆さん、何度あると思います?

磯崎社長の話では、最近1度下がって19℃だそうです。

外気温と海水温の差が10℃以上違うなんて驚きですが、2ヶ月ずれている説があるくらいだから海は10月?

それにしても19℃は高いかな?