経験は宝なり、マグロも宝なり。

今、大物課だけでなくマグロがセリ場に並んでいる。

本家大物低温倉庫の中は勿論のこと、

鮮魚課北海チームのセリ場、

そして特種課のセリ場でも本マグロを発見。

でも大きさを相撲力士に例えると、100㎏を超える横綱・大関力士ではなく、せいぜい20~30㎏台の小兵力士と言ったところ。

小さいマグロは美味しくないのでは?

いえいえそんなことないようです。

昨日鮮魚課大山社員から佐渡の本マグロを購入した㈱神水産の今井社長からは、脂がのって良かったとお褒めの言葉を頂きました。

内臓を取り除いたセミドレス形状で出荷された本マグロ。

買うか買わぬか・・・・、仲卸・売買参加者はプロの目利きとして迅速かつ正確に判断しなければなりません。

外したら損に直結する話なので、慎重に判断しないといけません。

私だったら、思い悩んで寝込んでしまうかも(笑)。

やはり魚の良し悪しの判断ポイント=目利きは、経験則が重要だと再認識しました。

長年培ってきた経験が、リスクを最小限に抑えてくれる。

「経験は宝なり」、私の好きな座右の銘です。

時間は無限にある訳ではない、そして私も節目まで残りわずか。

限りある時間を良い経験だけに使いたいけど、無理な話だね。

沢山美味しい物を見て、食べて、楽しく生きて行けたら良いけど、それも無理かな。

この世には夢も希望もないのかな。