蛤は健やかな成長を祈念して頂きます。

日本には四季折々の行事があります。

お正月、節分、お雛祭り等々、そして私の子供頃にはなかった『恵方巻き』など新しい行事も増えています。

水産物と四季折々の行事との関わりは非常に深く、節分には鰯、お雛祭りには蛤、端午の節句には鯛や鰹など。

節分に鰯は、かつて弱くて卑しく臭いのある鰯を食べることで、体内の陰を消すモノ=魔除けに近いモノと考えられていました。

お雛祭りに蛤は、昔から二枚貝は『姫様=女の子』を意味していたそうです。

しかもハマグリは他の貝と違って、貝殻が元々の対じゃないと絶対に噛みあわないことから『女の美徳や幸せ』、そして夫婦和合・夫婦円満の象徴とされています。

端午の節句に鯛や鰹を食べるのは、鯛は『お目出度い』、鰹は『勝つ男』の語呂合わせから、願掛け・縁起担ぎから用いられているようです。

現在はどちらかと言うと、古くから続いている伝統行事が押され気味で、恵方巻きやバレンタインデーの方が勢いあるかも・・・・・。

どんなことにも当てはまりそうですが、物事の本質が分かっていると吸収も早いし、理解の度合いも違ってきます。

私は2人の娘=姫様の親。

姫様と呼べたもんじゃないですが、娘たちの健やかな成長祈願しつつお雛様を飾り、蛤のお吸い物や味噌汁を作ってあげます。

蛤の旬は2~4月の春先。

蛤自体も美味しいし、お雛祭りには欠かせない食材です。

いざ蛤を求めて出かけましょう、3月3日までにはまだ間に合いますよ。