【新企画④】イラストで見る旬の魚「シイラ」

この魚のイラスト何の魚かわかりますか?
そうです、今が「旬」のシイラです。

~イラストで見る旬の魚~
今年から丸魚ブログを月1ペースで書かせていただきます。T.Sです。不定期ですが、神奈川のプライドフィッシュをイラストともに紹介するコーナーを担当させていただいています。今回で4回目です。イラストを書いていただいているのは、吉田幸男さんです。インスタグラムで毎日配信していますので、「kajiya.yoshida」で検索してみてください。7月31日神奈川テレビ午後6時よりハマナビに(私が)出演しますので興味がございましたらご覧ください。

シイラと聞くと?
①あまり知られていない
②ゲームフイシュグ
③沖縄?
なんて、思うかもしれませんね。神奈川県では、平塚のシイラが、プライドフィシュとして登録されています。

水揚げ量は、2002年度
第1位 – 気仙沼漁港(宮城県)
第2位 – 浦分漁港(高知県)
第3位 – 川南漁港(宮崎県)
第4位 – 館浦漁港(長崎県)
第5位 – 牛深漁港(熊本県)(ウィキペディア出典)
気仙沼で、加工原料として扱われ事が多い魚です。

シイラは日本沿岸を広く回遊する回遊魚で、大きい物は2m近くまで成長します。見た目の厳つさに反して、その身はピンク色の淡い赤身の淡白な魚で、酢味噌で頂くお刺身やカルパッチョ、フライ等でおいしく頂ける他、郷土料理として珍重されています。沖縄の国頭村ではシイラの干し物をフーヌイユと呼び、10月ごろ天日干しにします。この光景が秋の風物詩となっています。ハワイではマヒマヒと呼ばれ高級魚として扱われています。マヒマヒのフライやソテーは名物料理の一つです。サンドイッチなどにも用いられることがあります。

~デコパチは雄~

実は一目でオスとメスが区別できるのです。それはこの頭の大きさ!写真の様にオデコが大きく丸角の四角形に成長するのがオス、小さいのがメスです。

シイラの産卵は夏で、ちょうど今は雌が卵を持っています。シイラの卵は、これを心待ちにする人がいるほど強い人気があります。世界各地の温帯・熱帯海域で見られます。外洋表層を群れを作って遊泳します。流木や流れ藻などにつき、春から夏は北上し、秋から冬は南下します。この行動は季節回遊と呼ばれていいます。成魚になるとマアジやカワハギ、マイワシなどを捕食しますが、ときに共食いをすることもあります。

次回のイラストは、「海鞘」です。お楽しみに!

プライドフィッシュとは
①本当においしい漁師自慢の魚であること
②地元で水揚げされたものであること
③旬を明確にした魚であること
④各会員が独自に設けている基準(サイズ、水揚げ海域等)をクリアしている魚であること
以上が選定基準になっており、それぞれの魚にストーリーがあります。
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