お刺身食べ比べ

ブログを書かせていただくようになってから感じたことは、市場に務めている割には食べていない魚の多いこと。

せっかくなので、今まで食べていない魚にチャレンジしてみました。

最初はイトヨリです。

輸入物は練物の原料になることがありますが、国産の鮮魚は少々お高いので練物よりはお刺身やムニエルがよろしいかと思います。

お刺身は臭みはなく、甘みがありましたが、少し水っぽいかな?という印象です。

オリーブオイルで皮をパリッとソテーし、ハーブソルトで味付けしてみました。

ふわっとした食感は、かなり美味しい!画像の見た目はともかく、ちょっと高いレストランに出てきそうな味です。

お次はメジナです。

釣り人ならばかなりメジャーなお魚です。夏のメジナは磯臭くてあまり・・・という評価ですが、冬から春にかけては美味とのことです。

早速お刺身でいただきました。臭みはなく、脂ものっています。イトヨリと比べると食感が良いですね。

 

以前に神奈川の鮮魚セットを販売していたことがあり、セットの中に活〆のメジナを入れたとき、お客様に「メジナなんてウチの子どもが釣ってくるような魚入れんじゃねぇ!」と叱られましたが、釣り人にはメジャーでもやらない人にはマイナーであり、食べると美味しいので全然ありじゃん!と今更ながらに思いました。

百聞は一食にしかず・・・ですね。

最後はカンパチです。さすがにカンパチは食べていますが、活〆の養殖カンパチをいただきましたので。

鮮度が良すぎてゴリゴリなので、すこし寝かせました。

脂もスゴいのでお刺身では何切れも食べられないなと考え、ヅケにしてみました。

 

醤油1:酒1:みりん1を火にかけアルコールをとばして冷まします。そこに柚子果汁を少々加えてヅケダレは完成です。

そこにスライスしたカンパチを入れ、3時間ほど漬け込み、丼にしていただきました。

残った切身は小麦粉をまぶして、少し多めの油で焼いてみました。子どもにはこちらの方が好評でしたね。

市場は魚の宝庫です。次回は何を食べようかな。