不思議!サバヌーヴォーは脂が諄くない。

「サバヌーヴォー」って知ってますか?

ボジョレーヌーヴォーなら知ってるけど、サバヌーヴォーは・・・・・。

ヌーヴォー(NOUVEAU)」とはフランス語で「新しい」という意味で、 ボジョレーヌーヴォーはフランス・ボジョレー地区でその年に収穫したぶどうを醸造した新酒ワ

インです。

すると「サバヌーヴォー」は、新しいサバと言うこと?と言っても新種のサバじゃないですよ。

ノルウェーから遥々60時間かけて空輸されて来た生鮮サバのことです。

魚が好きな人ならば、サバヌーヴォーの魚体の縞模様を見て日本のマサバやゴマサバとの違いに気付くでしょう。

このサバ、タイセイヨウサバと言う種類で、タイセイヨウサバのうち、ノルウェーに水揚げされたサバがノルウェーサバと呼ばれています。

日本のマサバやゴマサバに比べて、はっきりした縞模様があるのが特徴です。

ノルウェーサバって、冷凍されたフィーレのイメージしかないのですが、生鮮状態で日本に輸入されるのは歴史的なことです。

勿論ブログのネタになるので、仲卸㈱三栄水産で2尾自腹で購入しました。

さすがに生食は無理なので、火を入れて=調理して頂きました。

魚の良い・悪いが分かるのは、焼いたり煮たりとシンプルな調理方法です。

今回はサバ塩焼きを作ることにしました。

捌いてみて、チョットお見せ出来ない画像になってました。

2尾中1尾には打ち身があって、五月蠅い取引先だったらクレームかな。

購入して食べるまで冷蔵庫で丸1日、サバの鮮度はドンドン落ちて行きます。

正直、個体差はあると思います。

サバヌーヴォーを捌き、焼いてみて、ノルウェーサバの脂のノリにビックリ。

しかしその脂が、食べて諄くないのが不思議でした。

受け皿に、程よく脂が落ちキツネ色に焼き上がり塩焼きは完成です。

食べたら、美味いサバでした。

1尾で家族4人が楽しめたサバヌーヴォー、次は味噌煮で味変を楽しもうかな。

 

 

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