私、朝一番捕りの生イクラです。

「練習は裏切らない」と言う言葉が私は好きです。

何でも最初から上手に出来れば良いけど、それって天才。

練習を重ね準備して本番に臨んでも、失敗するのが凡人だと思う。

私もそんな凡人の一人です。

だから練習を続けるし、2~3日間練習しないと全て忘れてしまう恐怖心を覚えるくらいです。

でも一生懸命練習しても、到達するレベルに限界があることを悟っているのも悲しいことです。

今日は練習いらず、特別な技も必要としない食材を見つけたのでご紹介します。

樽の中身は?生イクラです。

筋子を解したものがイクラで、ロシア語で「小さくてつぶつぶしたもの」「魚卵」を意味する「ikra」がいくらの語源です。

チョット内緒で蓋を開けたら、非常にキレイな粒のいくらでした。

仕入れた仲卸に聞いてみたら、ピンポン(皮が硬いモノの例え)でなく上質だったそうです。

これなら直ぐに醤油漬けを作ることも出来ますね。

今年は秋鮭の不漁が伝えられていました。

しかし蓋を開けてみると、北海道は過去5年間で最高の漁獲量を記録したそうです。

親が獲れれば、子の相場にも影響を与えるのは当たり前のこと。

生筋子の相場は、正にジェットコースター状態でした。

今はかなり相場は落ち着いていますが、安い買い物ではないことは間違いありません。