境港のクロマグロ、初夏の風物詩。

昨日の日経MJの紙上に、「インバウン度」なる記事が掲載されていました。

「訪日外国人消費動向調査」(観光庁)の「【参考表】都道府県別集計 2023年4-12月期」によると、「訪問者数」に「消費単価」を乗じて算出する「旅行消費額」をランキングしたものです。

トップ3位を紹介すると、東京都、大阪府、京都府、誰でも予想可能な顔ぶれです。

地元神奈川県は9位、かなり微妙な順位だと私は感じています。

横浜中華街、鎌倉、小田原・箱根等、インバウンドの訪問はあっても、消費にはなかなか繋がらない。

だから神奈川県のこの順位も、やむを得ないことだと思います。

今日はこんなモヤモヤした気分を吹き飛ばす食材がやってきました。

初夏の風物詩と言っても良いと思います、境港の巻網・天然クロマグロです。

少し早いと思ったら昨年より4日も早く、水産業界新聞によると、記録が残る1982年以降最速のようです。

漁獲枠は1,100トンで7月中旬までの操業予定ですが・・・・・。

弊社木村取締役の話では、巻くと獲れる(=マグロが多くいる。)ため、早期に目標達成しそうだと予想しているそうです。

横浜市場には120kg超の鳥取境港のクロマグロが3本、北海道(噴火湾)定置網1本、そして宮城塩釜巻網が1 本の計6本。

どうです尻尾、キレイな色でしょう!第一次チェック合格です。

ですが大物扱いは、割らないと分からないと言います。

職人が捌いているうちに、クロマグロの評価が決まります。

今年の境港のクロマグロが良いのか悪いのか?

明日聞いてみたいと思います。