ゼラチン、コラーゲン、プルプルが堪りません。メヌケと呼ばれる魚たち。

市場の営業日も今日を入れて8日間。えっ?!7日間じゃないの?市場は銀行や証券会社と同様に12月30日まで営業ですが、最終の日曜日(今年は25日)は臨時開市といって通常通り営業しております。

そして1日経過しただけで市場の雰囲気はガラリと変化し、セリ場に並べられている魚たちもアッと言う間に買われて仲卸店舗やトラックに運ばれて行きます。何となく年末らしい活気が出てきたようです。

鮮魚課五十子社員からは4時過ぎにセリ場をウロウロ物色してたら、来るの遅いからかなりの数売れちゃったよ!と一言。

千葉県から絵になるアコウが大量に入荷していたのにと言われたものの、売約済の1箱のみセリ場に残されていました。

そして仲卸(株)ムラマツの店頭でアコウを発見。村松社長からはメヌケの良いのもあるよと言われ画像に残しました。

アコウとメヌケを並べてみると魚の違いをハッキリ確認できますね。同じカサゴ亜目メバル科のサカナなのに見た目、顔つきが全く違いますね。目の下の棘の有無も大きな判断材料となります。

そして専門的には背鰭棘条部の数や胸鰭軟条数、尾鰭の形状などで見分けるそうです。

いずれも食べると身は上品で脂に甘味があり、皮目も厚みがあるゼラチン質が美味しいサカナです。

子供の頃は躊躇することなく、サカナの目の部分を食べていましたが、年齢とともになぜか敬遠。でも本当はとても美味しいのでアラ汁などで余すことなく召し上がって欲しいサカナたちです。

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