地元の神奈川新聞の記事を見て納得しました。
「夏、42年で3週間長く」、やっぱりそうなんだ。
私は古い人間なので、四季、季節感って大事にしてきました。
しかし今どうなんでしょう?
私の個人的な肌感覚での話となりますが、夏が長くなり、春と秋が短くなったと感じていました。
いわゆる「四季」の「二季化」です。
私も今一番困る質問が、今旬の魚は何と聞かれることです。
今までの一辺倒な答えでは、モノを売ることは出来ません。
私の考えはスポットではなくて、ある時期に大量に獲れて、安く提供できる魚が「旬の魚」だと思います。
今日の主役は?
平塚市漁協の定置網(日海丸)より、キハダマグロが4本入荷しました。
なぜ相模湾にキハダマグロ?台風23号の影響、もしくは海水温の上昇が原因ですかね。
魚体は20kg~30kgと小さめですが、いつも見ている海にマグロがいるなんで感動です。
キハダマグロは元来脂乗りの少ないのですが、全く無い訳ではありません。
マグロ好きの人曰く、脂が乗ったキハダマグロは上品で最高だと言います。
因みにキハダマグロの旬は、一般的には夏から秋だと言われています。
但し、魚体が大きい方が脂乗り期待出来るそうです。
それにしても相模湾には、マグロ・カジキなどの大物狙いの遊漁船もあるぐらい魚影が濃いそうです。
これが良い事なのか、悪い事なのか、気持ちは複雑です。
獲れなくなる魚がいれば、獲れる魚がいる。
何も獲れないと商売が上がったりだけど、自然の恵み、自然がもたらしたお土産だと考えれば良い。
北海道の広尾からは、鮮魚の「柳葉魚(ししゃも)」が入荷していました。
全然獲れないから、見ているだけで嬉しくなるけど、これまた複雑な気持ちになる。
市場に流通しているモノだけで、全てを知った風には言えないけど・・・・・。
出荷されて来る魚に感謝、出荷者の皆様への感謝の気持ちだけは忘れずに商売したいと思います。
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