あんこう鍋の肝は肝、あん肝。

寒いのか?暖かいのか?

いつもの1月と比べて、私の感覚で言うと暖かいと感じています。

でも懐は寒い、これは自己責任ですね。

暖かいと言っても冬、冬と言ったらやっぱり鍋ですよね。

今日紹介したいのがこちらです。

殆どが仰向けの状態で出荷されて来る「鮟鱇(アンコウ)」です。

理科の解剖実験ですか?

皆腹を捌かれて内、内臓が丸見えです。

仲卸や売買参加者がアンコウを選ぶ際に、最も重要ポイントは「肝の大きさ」です。

荷受会社の社員である私が、こんなこと書いたら身も蓋もないのですが、あんこう鍋の肝は肝。

冗談抜きに肝がないあんこう鍋は、何かを入れないコーヒーみたいです。

見ての通りスライムのような魚体のアンコウに旨味があるかと聞かれたら、あっさり過ぎて味気ない。

あんこう鍋は、出汁と肝で食べると言っても過言ではありません(あくまで私見です)。

だから人によっては別途追いあん肝するぐらい、肝な肝なんです。

あん肝は「海のフォアグラ」に例えられる食材。

美味しいからと言って食べ過ぎは禁物。

適度な量をお召し上がり下さい。

鍋はあんこう鍋のみならず、知らず知らずのうちに野菜も多く摂取出来るためおススメ。

1年に1度は食べたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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