どうしてメバルは色々なカラーリング?

横浜の市場で、行丸と言ったらメバル(眼張)が定番品。

いつも特種課のセリ場で、セリ待ち状態でじっとしています。

なぜが発泡スチロールのリンゴ箱やブロッコリー箱に入って出荷されてきます。

鮮魚課北海チームのセリ場に並んでいるメバルとは同じメバル仲間ですが、生息する環境により魚体の色や形状に相違点が見られるそうです。

どうですか?一見同じ魚の種類と思わせない黒とオレンジ。

でもよ~く見てみると瓜二つ、モノクロだったら判別できないでしょうね。

東京湾で獲れるメバルは、比較的浅い岩礁域に生息するクロメバルやシロメバルが多く水揚げされます。

対して一般的にメバルと呼ばれているのがオレンジのウスメバル、比較的深い沖や海水温が低い水域に生息しています。

棲息する水の深浅と光の伝わり方で、メバルが生き残るために最適な色に変化していった。

もしくは、適した条件のもとに自然に集まったのかと思われます。

両者の味の差はあるのか?

残念ながら食べ比べをしたことがないので言及で出来ません。

しかし、今の時期「煮付け」にしたら美味しい魚の代表選手だと思います。

寒さが身に応えるこの時期、是非皆さんに食べて欲しい魚の一つです。

 

 

 

 

 

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