カッポレってギンガメ系ですか?

ちょっと珍しい魚を仲卸店舗で見つけました。

発泡のケースには『カッポレ』と記載されていました。

横浜本場(ほんじょ)の仲卸㈲港屋商店に店先で見かけた魚。

私が魚を見ていると、佐藤社長がニヤニヤしながらさすが嗅覚効くねと一言。

一瞬見て、かなり魅かれるギンガメアジ系なのかなと思ったら・・・・・、ピンポン、正解でした。

カッポレとは、スズキ目アジ科ギンガメアジ属の魚で、アジ科の魚なので『ゼイゴ』をちゃん確認出来ます。

ネットで調べてみると、釣って良し、食べて良しのカッポレ。

江戸時代から日本の伝統的な踊り『かっぽれ踊り』が名前の由来で、どんな踊りかYou Tubeで確認しました。

どうやらカッポレを釣上げる際に、その巨体が暴れまわるため釣り人がまるで『かっぽれ踊り』を踊っているように端から見えたみたいです(笑)。

このカッポレは東京都の小笠原諸島・父島より出荷されてきたそうですが、全世界の熱帯・亜熱帯海域に広く棲息し、日本国内では沖縄や小笠原諸島が有名なフィッシングポイントです。

食べたら美味しいと言われていますが、アジ科の魚ですから当然ですよね。

カッポレはアクティブに泳ぎ廻るためのエネルギーを体内に蓄積しています。

そのためなのか、マグロやサバのように身質は少し赤みがかかっています。

白身魚か赤身魚なのかと区分したら、赤身魚に属します。

どんなに高級な魚なんだろうと身構えていると、キロ単価500円程度だそうです。

でもこれだけ目方があったら、そこそこのおカネを払わないと駄目ですけど。

 

 

 

 

 

 

 

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