キスの釣果と産卵期はリンクする。

チョット珍しいモノ見つけちゃいました。

秋田県船川から出荷されてきたシロギスです。

横浜市場でシロギスと言ったら、湾内=東京湾で水揚げされたモノが定番品。

他に愛知県産がコンスタントに入荷されています。

シロギスの生息地域は北海道南部から九州まで。

と言うことは、日本中で獲れると言うこと・・・・・。

私の知識不足で、秋田県産のシロギスが珍しいと思っただけです。

シロギスが釣れる時期を調べたら、釣れる場所は変化するものの1年を通して水揚げがあります。

しかし釣果の最盛期は4~10月で、シロギスの産卵期である梅雨~晩夏・秋=6~10月頃にリンクしています。

産卵のため浅場に移動して来たところを一網打尽、チョット可哀そうな気がします。

「鱚釣りは八十八夜から」と言う諺があるそうで、2020年の八十八夜は5月1日。

普通に考えると産卵時期は、海水温や気温などの条件で時期にズレが生じます。

一般的には南から北に進行するなら、北に位置する秋田のシロギスはこれから産卵のピークを迎えるのでは?

すると身質の良い美味しいシロギスが食べれるかも・・・・・。

これは試す価値があるかもしれませんね。

追伸

湾内・江戸前のシロギスが美味しいのは、食べている餌がイイからと言われています。

餌って生物にとって重要なポイントだと思います。