シラスは庶民派の食べ物なの?

ここ数年不漁が続いているモノがあるんです。

えっ?

サンマ、サケ、イカ(するめいか)、全て正解です。

しかし上記の3Sに加えてもう一つ『S』が不漁なんです。

そのもう一つのSは『シラス』です。

シラスとは、イワシ類、イカナゴ、ウナギ、アユ、ニシンなどカラダに色素がなく、透明~白い稚魚の総称を言います。

一般的にはカタクチイワシの稚魚をただ茹でた釜揚げシラス、さらに天日干ししたものをシラス干しなどと呼びます。

静岡県の田子の浦はシラスの名産地として有名ですが、2015年より4年続けて不漁のため『しらす祭り』が中止となっています。

親のカタクチイワシは、平塚市漁協の定置網漁では値がつかないくらい水揚げされるのに・・・・・。

何で親のカタクチがいるのに、子供のシラスがいないんでしょうね?

昨年は黒潮の大蛇行が原因と聞いています。

小さな稚魚なので泳ぎが下手ではないですが、大きな流れに対抗できないのも理由の一つだと思います。

最近海で悪いことがあると、地球温暖化、海水温の高さ等を原因にすることがあるけど、素人目線でも何か因果関係はあるような気がします。

これだけ不漁が続くと、シラスも庶民の食べ物じゃなくなる日が近い将来あるかも。