セリ場でトンボ見つけました。

たぶんマグロだと思うけど、かなり小振りなサイズ。

箱にはトンボと書いてあり、「トンボ 魚」で検索してみると、ビンナガマグロ、一般的にはビンチョウマグロのことでした。

毎年1月~2月頃、黒潮に乗って太平洋にやってくるトンボ、本日は東京都の八丈島から入荷しました。

成魚は全長140センチ、体重60キロに達するが、マグロとしては小型種です。多く漁獲されるのは、50~100センチほどでカツオと同じくらいの大きさです。

胸鰭が第二背鰭を超えるほど長い点で、他のマグロと区別できます。個体によっては背中側の第二小離鰭まで達するものまであり、トンボの翅に見立てられ、トンボと呼ばれています。

マグロの中でも価格が安くどちらかと言えばマイナー級です。トンボは、キハダなどと共に世界的にシーチキンやホワイトミートの名称で缶詰に利用される重要な魚です。

最近では、特に脂の乗った小型のトンボを「ビントロ」や「トロビンチョウ」と呼ぶようになり、このビントロを刺身や寿司ダネとして提供する寿司屋や、レストランが増加しているそうです。

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