トゲノコギリガザミ、バングラデシュからの長旅ご苦労様。

何と昨日6月27日に関東地方は、7月に入る前に梅雨が明けてしまいました。

関東甲信では、平年より22日早く、昨年(2021年)より19日早い21日間となり、梅雨の最短期間を更新しました。

そしていきなり30℃超えの猛暑が続き、夏本番前にバテバテ。

しかも東京電力管内で電力需要逼迫注意報?今の段階でこんなことでは、先が思いやられます。

もしこの調子が続いたら、今年はありますよ日本最高気温41.1℃超え。

そして水不足、食料事情も悪化の一途なんて最悪のシナリオを想像したくないですね。

今日も鮮魚の入荷量は少なめですが、面白い食材を特種相対品課森社員の売り場で発見しました。

サイコロ?2の裏は5ですか?

そんな訳ありません、箱の中身はこちらです。

見れば分かりますがカニ、しかも幻のカニと呼ばれているトゲノコギリガザミです。

当市場ではドウマンガニと呼ばれていますが、マッドクラブやマングローブクラブとも呼ばれています。

国産では沖縄県や静岡県から出荷されて来ますが、今回はバングラデシュから輸出された養殖モノです。

バングラデシュの首都ダッカから成田まで4,916km、約10時間の長旅ですが、皆箱の中で元気です。

オス、メスそれぞれ箱詰めにされて来ましたが、オスよりメスの方が取引値が高いんです。

その理由はメスの内子の存在ですが、正直開けてみないと実入りが分からないんですが・・・・・。

持ってズシリと重いモノを選ぶのがポイントです。

オスのセールスポイントは大きな爪肉ですが、こちらも持ってズシリと重いモノを選んで下さい。

そして取扱い注意!

紐で縛られ自由に動けなくなっているトゲノコギリガザミですが、不用意に指を爪に近づけないようにして下さい。

万が一挟まれたら、指を切断なんてことにもなりかねませんので。

でも、一匹ペットで買いたいな。