ベビーホタテは、大きく育てるための捨て駒です。

青森県陸奥湾より、ピチピチのベビーホタテが入荷してきました。

何がピチピチなのか?実は皆活きた状態で入荷してきているため、耳を澄ますとホタテが貝殻を開け閉めする際に音がするんです。

ピチピチ、パチパチと貝殻同士が当たる音がするんです。

ところでベビーホタテって何なんだろうと以前から興味があったので、早速調べてみました。

答えは、ホタテガイの稚貝です。

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そりゃ見れば誰でも分かることなんですが、筆者は貧乏人なのでなぜこんなに小さいうちに獲ってしまうのかと???が頭の中をグルグル。

なんとベビーホタテの正体は、養殖の際に間引きされたホタテだったんです。

大きく育てるために、余計な貝は取り除かれてしまうそうです。

そのため出荷地は、ホタテ養殖が盛んな本種のように陸奥湾や北海道の噴火湾より出荷されてきます。

さてどうやって食べるのか?こんなに小さいので手間をかけず超簡単に味噌の具として食べるのがいいですね。

但し、3月から11月くらいの間は貝毒の心配があるので、中腸腺(通称ウロ)は取り除いて下さい。

勿論この注意すべき期間は目安なので、例え12月であっても極力中腸腺は食べないで下さい。

これはべビーホタテのみならず、3年貝と呼ばれる大型刺身ようホタテも同様です。