ホウボウは使い勝手の良い魚です。

土曜日は春嵐だったの?

お陰で昨日は空気が澄んでいたので、何処で見ても富士山がキレイだった。

此処から?あそこからも?

今まで気がつかなかった場所から、綺麗に富士山が見えるんだと新たな発見が出来た日曜日だった。

そんな特別な日曜日だけど、私には大切なミッションが・・・・・。

昨日仲卸八丁平で購入したホウボウで、夕飯のおかずを作ること。

ホウボウは生でも、煮ても焼いても良いような鮮度の魚をチョイスしていたので、取り敢えず相方にはカルパッチョ?と聞いてみた。

相方の答えはNO、しかも娘たちも相方に加勢して反撃。

カルパッチョ・ボイコット運動、煮魚はもっとダメなので、ポアレ(油やバターでカリッと焼きあげる調理法)にしました。

先ずはホウボウを3枚に下ろすのですが、ホウボウ捌きの難易度は、私見ですがアジの3枚下ろしと同じレベルだと思います。

鱗は細かいので包丁を使って取り除き、腹を割ると卵巣を発見。

ホウボウの産卵期が3月から6月くらいなので、卵巣に遭遇する機会は今後確実に増えるでしょうね。

ホウボウはアラや卵巣も食べることが出来ので、合わせて挑戦してみて下さい。

今回はホウボウのアラ汁も作りましたが、汁から目が見えて怖いですね。

さて本題のホウボウのポワレですが、フライパンにオリーブオイルとバターを混ぜて温め、ホウボウは皮目から焼き上げます。

ホウボウの身は熱を入れるとかなり縮むので、皮目に切れ目は必須です。

どうです?キレイな白身の魚でしょ。

そのまま食べてもイイのですが、万能ソース=ガーリックバター醤油ソースを添えると絶対ご飯が進むはずです。

あっ!肝心なことを言い忘れていました。

相方や娘たちが食べた感想を聞いたら、逆に「これ皮も食べれるの?」と質問された時点で私は勝ったと思い「ガッツポーズ」です。