マグロは優秀なアスリート。

丁度1週間後に、第100回東京箱根間往復大学駅伝競走の予選会が開催される。

今回は100回の記念大会のため、関東以外から11校がエントリーされ、過去最多の57校で13の席取り合戦です。

と言っても、この13の席はかなり高い壁。

そもそも予選会には、1万mの公認記録が34分以内でないとエントリー出来ない。

エントリー人数は10名以上14名以下、しかし実際に走れるのは12名だけなんです。

競うのはハーフマラソンの距離で、21.0975kmです。

上記の条件を満たし13の席を競う予選会は、想像するだけでも面白いノンフィクションドラマなんです。

我が母校もかつては本戦に参加していましたが、今は予選会の常連校。

それでも毎年学連選抜で走る後輩の姿を見ていたのに、残念ながら今回はないようです。

今日はバリバリのアスリート、「走り」と「泳ぎ」では違いますが、泳ぎで続けていないと死んでしまう魚、「マグロ」にフォーカスします。

今日は、北海道戸井町から110.2㎏の本マグロ、はえ縄で獲られたモノが入荷しています。

私だけでしょうか?丸のマグロを見ていると、身体中からアドレナリンが分泌されます。

勿論ですが、私は良いマグロにしか反応しませんよ。

尾切り、色目最高です。

魚体はコロコロ、丸々して美味しそうです。

最高時速160kmで泳ぎ続けることが出来るマグロは、餌を求めて毎日300km以上も海原を泳ぎ回ることもあるそうです。

英語でツナ(tuna)と呼ばれていますが、その語源はギリシャ語で“ツナス(thynnus)、突進を意味しています。

泳いで口に海水を入れ、それをエラに通すことで呼吸しているため、マグロは泳ぐのを止めると死んでしまうのです。

ではマグロは何時寝ているの?答えは不眠不休、寝ていません。

マグロは夜間日中に比べて速度を落とし、代謝を落とし省エネで泳ぎ続けることを可能にしているそうです。

マグロを食べたらカラダに良い?正解です。

赤身の魚マグロは、筋肉を動かすための大量の酸素が必要になり、その運搬に役立っているのが「ヘモグロビン」と「ミオグロビン」なのです。

マグロが赤いのは、「へモグロビン」「ミオグロビン」の酵素が一躍を担っているんです。

激しい運動をされるアスリートは、マグロをバンバン食べて下さいね。