メアジ、「め」を消して売りたい。

「一勝九敗」と言う柳井 正氏の著書がある。

柳井 正氏とは、かの有名なユニクロの柳井氏だ。

ベタな話ですが、全起業家の必読書だとも言われています。

ネット上には要約もあるので、一読して興味が湧いたら買うのも良いと思います。

「一勝九敗」に書かれたことを実践したら「柳井 正」になれる?

成功者と言われる人は、ほんの一握り。

その他は失敗者とは言わないが、成功者以外と言うのが正しい表現だと感じています。

私もあまりに負けが多く、負けを重ねて来たので、この辺で引き分け=ドローに持ち込みたいですね(苦笑)。

今日は「メアジ」を紹介したいと思います。

ここ数日平塚漁協の定置網で、カンパチと一緒に纏まって入荷しています。

マアジとメアジを比較のために並べてみましたが、皆さん区別出来ますか?

マアジもメアジも同じスズキ目アジ科の魚ですから、親戚みたいな間柄です。

しかし営業の担当者は、メ(め)を消して売りたいと冗談を言う有様。

実際にセリ値を確認すると、ビックリ値段で?????

そんなに市場にニーズないのか?首が折れそうになるくらい傾げる。

食べて不味い訳じゃないけど、血合いや今までの評価が影響して、関東では不人気な魚です。

もしかしたら、このような結果になったことを素直に反省する時が来たと私は感じています。

実は私もメアジを食べたことありません。だから自分の言葉でコメント出来ないのが残念です。

でも追っ駈けのメアジなら鮮度は抜群、刺身でも調理しても美味しいはずです。

どうやらアジフライにすると秀逸らしいので、今度挑戦したいと思います。

魚が獲れ過ぎて困っているなら別ですが、折角獲れたメアジを粗末に扱いたくありません。

未利用魚とは言えませんが、魚を扱うプロが上手に食べる側にアナウンスしなければと強く感じました。