㊕㊕㊕の本堅毛蟹はかなり凄そう。

時は巡る、またこの時期やってきました。

鮮魚課小島社員のセリ場に毎年恒例のあれが並んでいます。

あれって、北海道根室から出荷されてきた毛蟹です。

何て呼ぶか分かりますか?

正解は、❍+中+一、マルナカイチ杉山水産㈱と呼びます。

気になる表示㊕㊕㊕の本堅、リアルハードコアです。

すかさず仲卸の㈱北丑商店福島社長が、毛蟹の殻や脚、爪の状態をチェックしていました。

同じ場所で水揚げされた毛蟹でも、個体差が生じたり、品質の良し悪しが必ずあります。

そこで身入率・商品ランクの基準として、「堅」「若上」「若」「脱皮」などと区別しているそうです。

㊕㊕㊕の本堅は、身入率・商品ランクともにハイクラスの上物です。

タラバガニやズワイガニと比べて毛蟹は小さ目のカニですが、カニのなかでも一番身肉が繊細で甘味があります。

プラス濃厚でクリーミーなカニ味噌が堪りませんね。

今日入荷の本堅毛蟹は活けモノ、おが屑を外して元気な姿をお見せしたいのですが・・・・・。

不用意に取り出すと毛蟹は仮眠から目覚めて大騒ぎ、収集がつかなくなるのでそっとしておきましょう。