厄介者扱いのアカエイ。

先週の土曜日、柴漁港、秋のさかなフェアは大盛況でした。

そんな柴漁港、横浜市漁業協同組合柴支所より、沢山の魚たちに混ざって珍しいものが入荷しています。”アカエイ”です。

アカエイは、水族館でよく見かけるエイの一種で、浅海の砂地や泥地を好み、海水浴場や河口の汽水域にも生息しているので、釣りや潮干狩り、磯遊びの際にアカエイに遭遇する機会が多く注意が必要です。

と言うのも、アカエイは尾のトゲに猛毒を持つ刺毒魚だからです。

この毒は、カサゴやオコゼ、ムカデ等が持つ「タンパク質毒」で、直接キズの中の細胞を壊し炎症を起こします。

時間が経てば経つほど症状は悪化し、最悪な場合は、アナフィラキシーショックにより死に至ることがあります。

しかし、悪いことばかりではありません。

食べると美味しい!クックパッドにも沢山のレシピがアップされています。

主に鰭(ヒレ)の部分は、クセのない身で、それだけで販売もされています。本体や肝の刺身、皮も食べるそうです。

漁師にとっては厄介者扱いのアカエイですが、広く皆に美味しく食べれることをアピール活動を当市場の経営ビジョンプロジェクトで進行中です。

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